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2024.05.10

合間

先日、国会で日銀総裁と野党の質疑をたまたま聞くことがありました。
私は違和感を感じました。
それは、野党の質問に対して総裁が用紙を見ながら、データーとか数字上では…等々答弁しているのです。
もちろんデーター・数字上は、方向性を確認する上で必要であることは間違いありません。
ですが、今の時代AIで対応すれば良いのです。
学者は、そこに在るのです。
私は若い頃よく言われたのは、現場をよく見ろと教えられたものです。
そもそも違和感を感じますのは、データー・数字上と言われるのなら、何故30年も経済が停滞し、良くならなかったと言う事実が在るのですか。
弱者と言うことではなく、下々と言う考えがないのに、他ならない様に思うのです。

…私が学生の頃
戦争を経験されている年齢のとられた教養課程の教授が、講義の合間に話されたことですが…
何故、日本は戦争に負けたかと言う内容でした。
この様な話でした…
アメリカと言う国は合理的な国です。
アメリカはね…小部隊等のリーダーを編成する上で日本とは違い、小さな商店を商っている社長、親方等から選んでいたのです。

…だからね…その場の状況に応じての判断が非常に円滑に働いていたのです。
すごい国ですよ。
…と言う内容でした。

考えて見れば、小部隊(下々)が機能しないとうまくいく訳がないのです。
私の中では、設計をする上で大切にしていることで、今でも心に残っています。