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2022.11.02

職業とお金

私共の職業にも当然ですが、お金、予算が常に関係します。
絵画とか、他の芸術とは異なり建築と同じく、クライアントに先ず予算があります。
しかし、その予算は良いのですが、言い方は悪いですがお金もないのに、そんなものは造れない様な事があります。
もちろん、予算でできるだけの事は考えて設計しますが、??が欲しい…商品を言われると無理があります。
そして、見積りもいくつもの会社から取る訳です。
見積りを取るのは良いのですが、その図面と見積りを持って、 見積りを取る訳です。
また、図面を使わないで下さいと言うと、図面は使いません、色々と参考になりました等と言うクライアントもいます。
その参考になったと言うソフトが図面であると言う事が理解できない訳です。

また、建築(住宅)で予算を使い、外庭、植物等に使えるお金がないのです。
そういった中で建築は環境、快適とか言います。
私は心の中で、君は建築ではなく、コーディネイトをしているだけでは、ないのかと…
そのような事象に至っているのは、我々の職業の在り方も問題です。
他の職業、個人でもできる様な事をしているのではないかという問いです。

先日、日本銀行の黒田氏が、マイナス金融緩和を継続するとメディアで言っておられていました。
その考えは、経済を循環させると言う事ですが、大企業の内部留保が増加していると言うことですが、過度な留保は循環しない要因ではないかと思うのです。
マイナス金融緩和が、中小、下々の事が、考えられているのであれば良いですが…
私の様な経済がわからない人間が言うのも何ですが、プロセスに問題がある様に感じています。