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2023.05.19

無印

私が無印を知ったのは堤清二氏、作家としては辻井喬氏の発案にあったと思います。
考え方はすでに名の在る画家、デザイナー等という展示ではなく、
一流のデザイナーも参画しているのですが名による選択ではなく、
消費者の目、感性で選択すると言うものであったと記憶にあります。
私はそのような視点の美術館、展示がもっとあっても良いと想うのです。
企画は色々と在ると想うのですが、特に子供を育てる美術館、純粋な目、感性が開かれると想うのです。
本質を見る感性が必要です。
印象派を代表するゴッホも生きている折、1枚のブドウ畑の絵が購入され、それも弟のテオが兄を想いとの事です。
今ではとんでもない金額がついてますが、そのような事です。
白洲次郎氏の言葉に本物偽物似非物と在りますが、何の世界でも中々、至らないものです。
その無限に想う子供が育つものになる事がより良い国家の本質であると想うのです。