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2023.05.26

一人言

街を上空から見てみよう。
夢の住宅等と言える住宅は余りないのに気付く。
建築ではなく不動産屋の家である。
ランドスケープデザインではなく、エクステリアの演出である。
20世紀初頭のアメリカの住宅環境も「フランク・ロイド・ライトの住宅と言う著書によるところの様子に似ているのか?」と感じる。
日本はアメリカで起きた事象が5年、10年、20年と遅れてやってくる。
是、現在は、情報が速いので、事は変わって来ていますが対応が遅いというのが日本なのである。
日本は、感覚を形態にする。
アメリカ、ヨーロッパは感性を形態にする。
演出が一人歩きする。
脚本、台本=ストーリーがいる。
創造すると言うことは、そのようなものである。
東京オリンピックのエンブレム問題が最終の段階までわからないのは、そのようなところにある。
日本人という「アイデンティティ」にある。